今回は、構音型のホイッスルシャウトについて解説していこうと思います。
事前に練習していただきたい技は、スーパーヘッドボイスです。
スーパーヘッドボイスが正しくできると、ほぼ自動的に構音型のホイッスルシャウトが習得できると思います。
ホイッスルシャウトを出すアプローチは大きく分けて2つあります。
パターン1:クリーンホイッスルボイスに対してエッジを重ねるパターン
まず、ホイッスルボイスを出します。ここにエッジを重ねていきます。
その際のポイントとしては、エッジを重ねようとしすぎない方が良いです。
割合で言うと、声が8に対して、エッジは2です。あるいは、9対1かもしれません。
エッジは薄く重ねるイメージで行いましょう。重ねようとしすぎるとただのフライスクリームになってしまうことが多いです。
パターン2:フライスクリームのピッチをどんどん上げていき、最終的にホイッスルまでたどり着かせるパターン
フライのピッチを上げていきましょう。ある程度上げると、止まってしまいます。
ここで、エッジを薄くして、クリーンの成分を増やしてあげるイメージで発声しましょう。
また、口を大きく開きましょう。するとホイッスルの音を出すことが出来ます。
この2つのパターンのいずれかで、ホイッスルシャウト自体に慣れたら、あとはそれを一発で出せるように練習します。
「ホァ」という風に発声すると、これまでのポイントを自然と押さえた喉と口の形を作りやすいので、とてもオススメです。
ぜひチャレンジしてみてください。
参考解説動画
投稿者:MAHONE