クリックロールにはいくつか種類があります。
舌を巻き切って連続して音を出す方法や、舌に力を入れて立てた状態でねじを回すような音を出す方法もありますが、今回覚えていただきたいのは、2回だけ「タタッ」と音が鳴るクリックロールです。
ビートの中で、クリックロールは非常に高速に繰り返しているように聞こえますが、実は2回連続しかしていません。
クリックロールを使えるようになることで、非常に高速なビートができるようになるので、ぜひ練習してみてください。
やり方の説明に移ります。
コツの一つ目は、普通に舌打ちをしましょう。
コツの二つ目は、舌の奥の方の空洞を広げることです。
舌に丸みを帯びさせ、上顎の方にくっつけながら音を出すと、音が少し低い音になります。
コツの三つ目は、とにかく速く2回連続で鳴らしてみることです。
コツの四つ目は、一発の音は力を抜くことです。
一発目に力を入れてしまうと、二発目があまり速く打てなくなってしまいます。
ボクシングで例えるならば、一発目は軽いジャブに該当します。二発目でストレートを打つために、一発目は力を抜いて軽めにするよう心がけましょう。
この時、二つ目に紹介したコツをしっかりと押さえておくことで、よりやりやすくなります。
また、高速なビートの中で使いやすくするために、舌は前に出すイメージでやりましょう。
ここからは人によりけりですが、私の場合は、舌の左側の方が縦に立っているイメージです。その状態の舌と上顎の接地面で「タタッ」と音を出しています。
ご自身で、やりやすい場所を探してみていただければと思います。
参考解説動画
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