バベリロールの出し方・やり方を解説

 バベリロールは、巻き舌の派生形から生まれた技で、ドイツのビートボクサーのBabeliが作った技と言われています。

そのため、バベリロールと呼ばれています。


この技はかなりコンパクトな技なので、様々なビートに混ぜたり、音のこもらせ方を工夫することによって、使い方の幅が広がる、とても便利な技です。


バベリロールを行うには、吐く巻き舌をできるようになる必要があります。

吐く巻き舌の鳴らす位置をある1点に絞っていきます。まず、振動を通常の真ん中で鳴らします。

この際、舌先が全体的に振動している感じだと思います。出来るだけ先端で細かく振動させながら、右か左の斜め手前に移動させます。


ポイント1:舌全体が振動しないように、細い空気の通り道を作ってあげましょう

振動を舌先の1点に集中させることが重要になってきます。1番手前にある前歯の隣の歯辺りで振動がイメージです。


何度も言いますが、振動をかなり細かく、先端に集めて絞らないといけません。


ポイント2:舌は奥に行かないようにします

舌の振動する位置が手前なら、舌の定位置ももちろん手前の方に移動していきます。


舌先と歯の間で振動が起きるような距離感を意識しましょう。


ポイント3:余計な場所から息が漏れないようにしましょう

1点集中に絞るわけですから、余計なところから息が漏れると、パワーが落ちてしまいます。

肺から喉、喉から細く一本道で息を出すことが大切になります。

そのため、舌全体が必ず上に付いている状態になります。

歯と舌の距離はほぼゼロ距離に近いくらいの距離感で、1点だけに集中して息を出して振動させます。


バベリロールは、派生して幅広く応用することが可能なので、ぜひ習得しましょう。


参考解説動画

投稿者:みおのビートボックス大学


投稿者:momimaru / 日本一が教えるヒューマンビートボックス