ハイハットの音には、大きく分けると2種類の音が含まれています。
一つはオープンハイハット、二つ目がクローズドハイハットです。
ドラムセットではシンバルが2枚重なっていますが、シンバル同士の間隔を開いた状態でバチを叩いて出る音がオープンハイハット、閉じた状態のままバチで叩く音がクローズドハイハットシンバルです。
まずはオープンハイハットから説明します。
ポイント1:息だけで「ツ―」と発音しましょう
ポイント2:口を横に広げて「ツ―」と発音しましょう
大げさにやると口は「イ」の形をした状態だけど、発音は「ツ」にします。
口を縦に開くと音が低くなり、横に開くと高くなる原理から、音が少し高くなり、シンバルのような音になります。
ポイント3:息を上に向けて吐きましょう
前に息を吐くのではなく、上に向けて吐きましょう。
ハイハットは金属音なのでなるべく高い音を出しましょう。
上の方に吐くと、空気が前歯の方に当たって出るので、より高い音が出ます。
オープンハイハットは、叩いた瞬間の音が一番大きく、その後は響きながらも音が徐々に小さくなっていきます。
ポイント4:デクレッシェンドをしましょう
最初のシンバルを叩く瞬間に一番ギュッと閉まっていて、後半にかけてそれが解放されていくイメージです。
次にクローズドハイハットです。
ありがちなパターンは、力みすぎてしまうことです。その原因は、肺から息を吐いてしまっていることにあります。
口の中にある空気だけを吐いて音を出しましょう。
5.息を吐き切ってからやってみましょう
肺から吐かずに、口の中の空気だけで行う感覚を掴むために、息を吐き切ってから行いましょう。
6.「ツァ」と発音しましょう
「ツ」よりも「ツァ」の方が良い音が出ます。
どんな上級者のビートボクサーでも必ず使う音なので、ぜひマスターしましょう。
参考解説動画
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