ファートベースは、攻撃力が高く、振動の大きいリップベースです。
ベーコンベースという呼ばれ方もします。
特長としては、音量の大きさと音の硬さ、またマイクへの入りがいいことが挙げられ、世界中で大人気の技です。
ビートボックスでは、迫力が大事なので、このベースはビートの中で主役を張れるほど活躍してくれます。
やり方です。
まず、アウトワードのリップベースができるようになる必要があります。
リップベースから声を抜き、無声音で安定的にできるようにしましょう。
この際、脱力をすることが重要です。力が入っていると唇が上手く振動しないからです。
ポイント１：口の中に空洞を作りましょう
口の中に空洞がないと振動が安定せず、低い音が出ません。
次は口の形を作ります。
上唇と上の前歯の間に、下唇を収納しましょう。実はこの収納する動作も難しいです練習しましょう。
収納した状態で、ど真ん中から息を吐きましょう。唇が振動して、音が出ます。
ポイント２：口を横に引っ張るようにしながら口角を上げましょう
口の中が振動しやすくなるからです。
このベースは、上唇のみを振動させる技です。そのため、下唇が振動しないように、力を入れておく必要があります。
形を作りながら、真ん中から振動が出せるように、同時進行で進めていくのが最も手っ取り早いです。
難しければ、指を使って無理やり形を作って振動させる練習をしてもOKです。
難易度の高い技なので、ビートに混ぜて練習するのではなく、技単体で練習すると良いでしょう。
ポイント３：完全な脱力ではなく、程よい力加減が重要です
少しずつ力加減を強めていくことによって、振動が安定する最低限の力加減を探してみましょう。
参考解説動画
投稿者：momimaru / 日本一が教えるヒューマンビートボックス
投稿者：みおのビートボックス大学
投稿者：えだまめ【beatbox系ch】
