ボイススクラッチの出し方・やり方を解説

 スクラッチは、回転しているレコード盤を直接触れ、レコードの針が読み取る方向を前後にずらすことで特殊な音を出す演奏方法のことを言います。


今回は基本的なスクラッチの作り方と、音の組み込み方を説明します。


まず、簡単なスクラッチを言葉に表すと、「アワ」だったり、「イウィ」だったりと言う言葉になります。

まずはスクラッチを音として理解するのではなく、言葉として起こしてから練習し、ビートに組み込むと良いと思います。


次にスクラッチの発音の仕方について話します。

発音の音程にポイントがあります。言葉の真ん中の音程をガクッと落としてみてください。


例えば、「アワ」を例にしてみると、「アワ」の間、つまり、「ア」と「ワ」の間の部分の音程を下げるということです。

そして、ワの発音にかけて、音程をまた上げていくイメージです。


元々の発音のキーを変えてみたりして、テイストの違う音も試してみてください。


次に、組み込み方ですが、スクラッチを入れる前の音の母音に注目してください。


例えば、「ワンツースリーフォー」の「ワン」であれば、母音はAの「ア」ということになります。

このケースの場合、言葉としてスムーズに組み入れることができるのは「アワ」になります。


他に、例えば「ワンツースリーフォー」の「スリー」であれば、最後の母音の部分はIの「イ」になります。

なので、その場合は、「イウィ」が言葉として組み込みやすいことになります。


もちろん、他のワードのスクラッチを入れることもできますが、まずはストレートに違和感なく、言葉として組み込みやすいスクラッチを入れていき、慣れてきたら複雑なスクラッチにもチャレンジしてみればいいと思います。


参考解説動画

投稿者:BEATBOX LAB.


投稿者:Daichi Beatboxer


投稿者:TOMOYA KUWABARA


投稿者:Amarume BeatBox


投稿者:TOMOKIN - Ryota Tomogane -