通常のKスネアはインワードといって吸って鳴らす技になっています。
今回紹介するノーワードは、息を吸っても吐いてもいなく、全く別の方法で鳴らします。
その分、細かく速いビートに組み込みやすい音になっています。
ノーワードは、音を弾くものになります。
上手になると、必要最低限の力で、楽に綺麗で圧のある音が出せるようになります。
ノーワードの方が、負担が少なく、質が高く、扱いやすいので、ぜひ習得しましょう。
やり方の説明です。
前提として、インワードのKスネアをできるようにしましょう。
まず、クリックの要領で、舌を弾いてみましょう。
この時、舌先で内側に力を引っ張りながら、下にパチンって弾く技です。
この力の使い方が結構重要です。
インワードのKスネアを鳴らす位置で舌を弾いてみましょう。
この際の力の入れ方としては、溜めて瞬発的にポンッと放出します。
要は、圧をかけます。
ポイント1:顎を下に落とすように弾きましょう
下に顎を落とすように「カッ」としっかりと発音しましょう。
この音を「リム」と言いますが、まずリムの音を完成させます。
次に、Kスネアの時に擦れるポイントを、思いっきり擦らせながら息を吐きましょう。
これを使いこなすと、ドナルドのようなダックサウンドができるようになります。
これを綺麗に擦らせるようにすると、Kスネアに必要なガシッとしたような音、ざらついた質感を鍛えることが出来ます。
そしたら今度は同じことを吸ってもできるようにしましょう。吸う方が大きい音が出るかと思います。
この音を先ほどのリムに混ぜましょう。
その際、ざらついた質感の出るポイントで、リムの下に弾く動きを意識しましょう。
ポイント2:思ってるよりも雑に無理やり擦らせましょう
最初は綺麗に音を出すことよりも、振り切って、汚い音でも無理やり音を出すくらいの意識で行いましょう。
そのようにして音が鳴るようになってから、綺麗な音に徐々に寄せていきましょう。
ノーワードの場合、肺に息が入らないため、喉のあたりで空気が止まるはずです。そのため、肩が動いたりはしません。肩が動いている人はインワードになっているので、注意しましょう。
ポイント3:音が鳴る瞬間だけ力を入れましょう
力を入れっぱなしにすると、Kスネアの叩いたような硬い音が出せません。
鳴る瞬間だけ力めるようになると、楽に、綺麗な音が出せるようになります。
ノーワードのKスネアを覚え、より質の高いカッコいいビートボックスができるよう練習してみてください。
参考解説動画
投稿者:momimaru / 日本一が教えるヒューマンビートボックス
投稿者:よーーた
投稿者:えだまめ【beatbox系ch】
投稿者:PS Taroyan